不協和(Discord)への対応〜表面的なスキルより大切なこと

今回、OARS傾聴教室では「不協和」がテーマでした。

「不協和」(Discord)とはMIの用語で、クライアントとセラピストの関係がうまくいっていないことを示す行動のこと。例えば、CLがTHに対して「議論する」「話の腰を折る」「主張を疑ったり軽視したりする」「無視する」などがあります。

「あなたに何がわかるんですか」「あなたは私を理解していない」「自分がこの場にいる意味がわからない」「問題があるとは思わないんですけど」「・・・・(無視)」など、いろいろ。

MIのテキストには、不協和への対応のしかたがいろいろ載っていますが、それらを単に表面的な技術としてだけ使おうとしてもうまくいきません。

テクニックだけで解決しようとするのではなく、そもそも『何のためのセッションかのか』『CLとどんな関係を築きたいか』をよく考えることが大切」ということをテーマに意見交換をしました。

それぞれの専門分野で対人支援に携わっている方々の意見も聞けて、私自身も学ぶことが多い回でした。

(感想)

・今日は貴重なお時間をありがとうございました。私の職場は、感情的になる少年が多かったり、不信感が抱きやすい少年が多いので、不協和になることがあるのですが、やはり誠実に理解しようとする姿勢が大事だと改めて理解できました。いろいろ悩みながら考えながら面接等行っていきたいと思いました。

・不協和になってはいけない!という考えになるより、不協和もプロセスの一部として受け止められるようになれるといいなと思いました。

・ありがとうございました!不協和についての対応のポイントが理解できました。最後のロールプレイも理解を深めることができました。

・不協和の時は言葉の表面的な意味と想いとはズレることが多いと思いました

・あなたを理解したいという気持ちが、まずは基本にあることが大事だということがわかりました。

・参加できて本当に良かったです。藤本さんのロールプレイでの聞き手役を見させて頂き、話し手が本当は何を話したいのか、是認しながら明確にされているところなど、非常に学びになりました。

・色々なやりとりがあって、面白かったです。ヒントのシッポみたいなものを掴んだ気がします。

・自分が話す時のスタンスががっつきすぎていた事に気づけました。ありがとうございます♪ 外の方の貴重なお話が聞けて、とても楽しかったです。

・不協和の対応のスキルではなく心構えを学べました。ロールプレイでMさんのしゃべる量が増えていくのがMIのすごさだなあと思いました。

・本日はありがとうございました。面談の中で「でも」「しかし」「ですけど」が増えてきたときは、セラピストが半歩または一歩とか先に進み過ぎているかもしれないと、一旦立ち止ることをしてみたいと思いました。

(感想ここまで)

「OARS傾聴教室」は、毎月第1・3火曜日、オンラインで行っています。普段は傾聴やMIのセッション練習ですが、今回のように、特定のテーマを取り上げて情報シェア・意見交換することもあります。

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