今週はZOOM読書会で視覚を使ったマインドフルネスとして「目に何が見えるか?」の実況中継のワークを、そして OARS傾聴教室では、動機づけ面接(MI)とは違う、カール・ロジャーズの傾聴のあり方についてディスカッションも行いました。
その翌日、私は「目に何が見えるか?」の実況中継のワークをしながら、近所の公園を散歩していました。
普段ならあれこれ考え事をしたり、歌の練習をしながら散歩することが多いのだけれど、今日は目に見えるものに気づきを向け、それを1つ1つ言葉にしてみる。
長い公園を通り抜けて折り返し地点の駅に着き、また公園を通って戻る・・・そのとき、自分の目の高さに鳩が何羽も止まっているのが目に。「ほぉ」と思ってスマホで何枚か写真を撮ってみました。
いつもの考え事をしながらの散歩だと、きっとこの鳩たちには気づかなかったはず。
ちょっとした好奇心を向けて眺めることで、考え事をしていたら気づかなかったものに、気づく。
いいとか、わるいとか、いろんな知識だとかは、とりあえず脇に置いておいて、ただそのまま「ほぉー」「へえ」と眺めてみる。
この「マインドフルネス」の経験とロジャーズの傾聴「判断せずに眺める」「漂う」「ともに生きる」の感覚はとてもよく似ているのではないかと、改めて実感しました。
皆さんは、そんな経験ありますか?
コメント