マインドフルネスの3つの効用〜対人援助職・支援者に役立つスキルとして

ハートのフィットネスクラブ(HFC)のZOOM読書会では、『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』(伊藤絵美著)を読んでいます。

今回から、第5章「マインドフルネスを実践する(身体、行動、五感を使って)」に入りました。

書籍『セルフケアの道具箱』の写真

過去や未来や他人ではなく「いま、ここ」の体験に気づきを向けるマインドフルネスについては、過去に定例イベントでも扱いましたが、改めて触れてみて、セルフヘルプや対人援助の視点から、少なくとも3つの役割があると考えています。

1.日常的な文脈で、心を整える。

たとえば、イライラした時に、マインドフルネスのモードに切り替えることで、心を整えることができます。

2.より深い問題に取り組む時に役立つ。

たとえば、過去の辛い体験や、「自分は誰からも認められないダメ人間だ」「生きる価値がない」などの根深い思考に取り組む時に、それらを悪いものと決めずに「そのまま受け止める」マインドフルネスのスキルが役立ちます。

『セルフケアの道具箱』の著者である伊藤先生は「スキーマ療法」との関連で解説していますが、私の場合はREBT(論理情動行動療法)でも同じことが言えると考えています。

マインドフルネスのイラスト

3.より深い傾聴スキルの習得に役立つ

自分の心の動きや内的な体験を「そのまま眺める」マインドフルネスのスキルは傾聴の大切な条件である「一致/純粋性」の実現に役立つと私は考えています。

もちろん、ロジャーズの時代には、東洋の瞑想に由来するマインドフルネスの概念は一般的ではありませんでしたが、「一致/純粋性」とマインドフルネスの関係はとても興味深いところです。

対人援助職・支援者に役立つスキルとして

以上のような観点から、対人援助職・支援者に役立つスキルとして、マインドフルネスに興味を持っています。

そのあたりの話は今後少しずつ取り組んでいければと思いますが、今回はワーク1「目に何が見えるか?」の実況中継(視覚を使ったマインドフルネス)を読みました。

感想

・Zoom読書会ありがとうございました。今回からマインドフルネスの章に入りました。ワークでは、周りの事を実況するという事をやりました。僕はウォーキングしながら周りの状況を見まわしていたのですが、それがマインドフルネスにつながっているという発見になりました。ありがとうございました!

・今日は視覚を使ったマインドフルネスのワークを行いましたが、いつでもどこでも簡単にできそうなので、早速屋外でやってみたいと思います。私はマインドフルネスへの苦手意識があったのですが、集中してやらなきゃと、強く思いすぎていたんだなと気づくことができました。ありがとうございました。

・余裕がない時には、考え事をしていて周りの景色に目がいかなくなっています。自転車通勤の5分間に少し集中して、周りを見てみようと思いました。ありがとうございました。

HFC

HFCでは、対人援助職・支援者のセルフヘルプ&コミュニケーションスキルの向上に取り組んでいます。月会費1000円(初月無料)と、通常のワークショップなどに比べてもお得なコミュニティですので、ご興味ある方はお気軽にお声がけください。(→HFC申し込み

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